もう昨年のことですが、
あるサッカーチームの5人の選手で
実験をさせてもらいました。
実験に同意してもらった5人の選手には、
Mottoの初回60分体験レッスン
を受けてもらい、
約2ヶ月間のセルフトレーニング後に、
姿勢の変化と50m走のタイム
を比較しました📈
5人とも50m走のタイムが上がることを
期待しての実験でしたが、
残念ながら、5人中1人しか
タイムは伸びていませんでした😓
この結果は、私も色々反省したのですが、
よくよく分析してみると、
とても面白い結果なので、
同じ失敗を繰り返さないように、
ここで紹介しておきますね😉
今回の実験に参加してくれたのは、
Aくん:中学1年生男子
「1試合走り切る体力をつけたい」
Bくん:中学1年生男子
「体を柔らかくしたい」
Cくん:小学6年生男子
「50m走のタイムを上げたい」
Dちゃん:小学5年生女子
「パスが正確に出せるようになりたい」
Eくん:小学4年生男子
「シュートの精度を上げたい」
の5人です。
※「 」内は、体験レッスンの時に
それぞれが立てた目標です。
5人とも体験レッスンで指導した
セルフトレーニングには、
一生懸命取り組んでくれていたようです。
この中で一人だけ
50m走のタイムが上がったのですが、
誰だかわかりますか!?
順番に解説しますね☝
「1試合走り切る体力をつけたい」
と言っていたAくんは、
足趾の動きと背骨の動きが非常に硬く、
足の指の色が変わっているくらい
血流が悪い状態でした😨
背骨と足趾の動きを良くして、
血流を改善することで、
体力を向上させるための体操
を指導しました。
結果確認の時には、
背骨の柔軟性が改善し、
足の血流は良くなっていましたし、
足が冷えにくくなった
と教えてくれましたが、
50m走のタイムは、
残念ながら横ばいでした💧
「体を柔らかくしたい」
と言っていたBくんは、
正直私も驚いたくらい姿勢が悪く、
まっすぐ立った状態で、
両手を真上に挙げることができない程でした😲
立ち方が悪く、
背骨と股関節が非常に硬かったので、
立った時のバランスと背骨~股関節の柔軟性を
改善するトレーニングを指導しました。
背骨の柔軟性はかなり改善し、
立った状態で両手をまっすぐに挙げられる
状態にはなっていましたが、
残念ながら、
測定の数日前に受傷した捻挫のせいで、
50m走のタイムを
測定することができませんでした💧
「50m走のタイムを上げたい」
と言っていたCくんは、
胸まわりの背骨の動きが固く、
股関節は上手に使えていない状態でした☹
胸まわりの固さが
あまりにも気になったので、
股関節の機能を上げるための
ストレッチに加え、
立甲のトレーニングを指導しました。
体験レッスンで実際に私から指導したのは、
それだけだったのですが、
セルフトレーニングの状況を確認する
LINEのやり取りの中で、
自主的にインナースクワットにも
取り組んでくれているようだったので、
やり方のポイントを少しアドバイスしました。
50m走のタイムが上がっていたのは、
Cくんです⤴⤴
1回めの測定で、
8.79秒、8.75秒だったタイムが、
2回めの測定では、
8.75秒、8.43秒、8.62秒でした。
立甲もインナースクワットも
かなり出来るようになり、
脊柱全体の柔軟性も股関節の機能も
アップしていました❢❢
「パスが正確に出せるようになりたい」
と言っていたDちゃんは、
背骨は柔らかいけど、
股関節まわりが非常に硬く、
ボールを蹴る動作では、
股関節を十分に動かせていませんでした。
蹴りたい方向に向かって蹴れるような
股関節の可動域を確保するために、
股関節まわりのストレッチを、
いくつか指導しました。
「あまり真面目に
トレーニングを継続できなかった」
と正直に教えてくれたDちゃんも、
明らかな柔軟性の改善は見られていましたが、
残念ながら、
50m走のタイムは遅くなっていました💧💧
「シュートの精度を上げたい」
と言っていたEくんは、
最後の測定の日に、
風邪で体調不良でお休みだったので、
残念ながら、確認も測定できませんでした💧
5人ともトレーニングはしっかり行っていて、
確認できた4人の柔軟性は
向上していたにも関わらず、
50m走のタイムが上がったのは、
Cくんだけでした😅
いろんな原因は考えられますが、
明らかにCくんが
他の4人と違っていた点が2つあります。
1つ目は、
目標が「50m走のタイムを上げたい」
だったこと。
他の選手は本人の目標が少しズレていました。
2つ目は、
柔軟性が改善してきた頃に、
直接的に股関節の機能を上げる
トレーニング(インナースクワット)
を導入できていたこと。
他の選手は柔軟性の改善までしか
出来ませんでした。
Mottoの初回60分体験レッスンでは、
十分なカウンセリングをした上で目標を設定し、
お子様の全身状態をチェックして、
ケガの予防と運動能力向上のための
アドバイスとトレーニング指導を行っています。
例えば速く走るためには、
-
背骨を中心とした全身の柔軟性
-
股関節を上手に使えること
が、とても重要です💡
柔軟性を向上しただけでは速く走れませんが、
柔軟性を獲得せずに走る練習を続けても、
ある程度までしか上達できず、
それ以上頑張ることで怪我のリスクが高くなります。
短期的には、走る練習(技術練習)をしていた方が
上達するようにみえますが、
長期的にみた場合には、
基礎のからだ作りをした上で、
運動能力を高めるトレーニングを行っていく
のが最も効果的です。
私の失敗は、
「体験レッスンだけで誰でも速くなりますよ」
と言ってしまったことです。
確かに体験レッスンだけでも、
関節の動かしやすさや力の入り具合は、
明らかにその場で変化します。
しかし、
運動能力の向上となると、
そんなに簡単に変化する訳はありません。
トレーニングを重ねていく中で、
からだの使い方が少しずつ変化し、
スポーツ競技能力の上達へと繋がっていきます。
「初回体験レッスンだけで
誰でも速く走れるようになりますよ」
とは、もう言いません。
体の変化は感じてもらえると思いますが、
運動能力の向上には、
トレーニングの継続が絶対必要です!!
本気で上手くなりたいと
思っているお子さん達に
Mottoのレッスンを受けてもらえる
ことを願っています✨✨
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Motto代表の個人ブログ
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