子どもの成長痛の豆知識
~野球肘~
【目次】
-
野球肘について
①成長期の野球肘の種類
②野球肘の病態とメカニズム
③起こりやすい年齢と性別
④起こりやすいスポーツ種目 -
野球肘の予防法
①危険因子のチェックリスト
②野球肘の予防ストレッチ
③野球肘の予防トレーニング -
野球肘の対処法
①痛みが出た時に最初にすること
②安静期間とスポーツ復帰の時期
③野球肘のリハビリテーション
投球動作を繰り返す“野球”
だけではなく、
テニスやバドミントンなどのスポーツ
でも起こりうる肘の痛み
それらを予防するための方法として、
有効なトレーニングを紹介します。
野球肘の予防法③
予防するためのトレーニング(3種類)
今までの記事でお話してきた通り、
野球肘を発症する原因は、
背骨や肩の可動性低下に加えて、
全身を上手く使えていないことです。
今回紹介する3つのトレーニングは、
全身をバランス良く使うためのものです。
難易度は少し高めになりますが、
少しずつ練習してみてください。
(1)フロッグ(かえるバランス)
野球肘の危険因子のチェックポイント
の記事で紹介した“かえるバランス”
写真のようなポジションで、
最低20秒以上キープ出来るのが理想です👍
このポジションで
長くバランスを維持するためには、
- 脇を閉めて、肩に余分な力が入っていないこと
- 背骨の柔軟性が確保されていること
- 股関節(大腰筋)を上手く使えていること
が、重要なポイントとなります💡
上手く行えない場合は、
野球肘の予防ストレッチ
で紹介した体操を行ってから
練習を開始してみてください😄
(2)インナースクワット
インナースクワットのやり方は、
- 足を肩幅より少し広めに開いて立ちます。
- 前ももの力を抜いて、ゆっくりしゃがみます。
この時、腰は反らずに、頭とお尻が垂直線上にあるのが理想です☝ - お尻の筋肉に力を入れてスーッと立ち上がります。
腰や前ももの力を抜いて
一連の流れをスムーズに行えるのが理想です💡
上手に出来るようになったら、
両手を挙げた状態でも出来るように
練習してみてください😁
(3)立甲
野球だけでなく、肩を使うスポーツを
やっているお子さんには、
必ず習得して欲しいトレーニングが、
この立甲です❕❕
人(動物)の体の特性として、
本来出来るはずの動きなんですが、
肩関節まわりの機能が低下して、
出来ないお子さんが多いです。
このブログでは、
詳しいやり方は省略しますが、
まずは、
見様見真似で挑戦してみてくださいね😉
ポイントは、肩の余分な力を抜いて
脇をしっかりと閉めて行うことです☝
立甲が出来るようになると、
かえるバランスもやりやすくなりますよ⤴
今回紹介した3種類のトレーニングは、
野球肘を予防するためのものです。
すでに野球肘を発症しているお子さんが行うと
肘に負担をかけてしまう可能性があるので、
すでに肘に痛みや違和感を
感じているお子さんは、
次回以降の記事でお話する
野球肘の対処法を参考にしてください。
次回のブログでは、
野球肘の対処法として、
痛みが出たときに最初にすること
についてお話します😃
楽しみにしててくださいね✨✨
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