子どもの成長痛の豆知識
~オスグッド病~
【目次】
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オスグッド病について
①成長期の骨の仕組み
②オスグッド病の病態とメカニズム
③起こりやすい年齢と性別
④起こりやすいスポーツ種目 -
オスグッド病の予防法
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オスグッド病の対処法
①痛みが出た時に最初にすること
②安静期間とスポーツ復帰の時期
③オスグッド病のリハビリテーション
オスグッド病の対処法
予防のストレッチやトレーニングをしても
お子さんが一生懸命運動を続けていく中で
やっぱり膝が痛くなってしまった😓
あってほしくはないことだけど、
今回は、痛くなってしまった場合の
対処方法をお話します。
⓵痛みが出た時に最初にすること
オスグッド病で痛くなるのは、
膝前面のお皿の下あたりです。
この部分に、押した時の痛みがあったら、
オスグッド病の可能性があります。
この部分が出っ張ている場合には、
すでに剥離骨折が進行している可能性があるので特に要注意です💡
まずは念のため、
医療機関の受診をオススメします☝
明らかに膝のまわりが腫れていたり、
内出血している場合を除き、
ケガをした時のいわゆるRICE処置
=アイシングや圧迫は必要ありません。
それよりもむしろ、
前ももの筋肉をしっかりとあたためて、
柔らかくほぐす方が良いです。
何日も痛みが続くようであれば、
早めに医師の診断を受け、
進行具合に応じて医師の指示に従いましょう!
⓶安静期間とスポーツ復帰の時期
安静期間は、
痛みと重症度に応じて1~3週間程度。
3~6ヶ月程度で
骨の成長が進めば痛みは完全に消失します。
痛みが我慢できる範囲内でれば、
運動は許可される場合が多いです。
③オスグッド病のリハビリテーション
最も一般的に行われているのは、
もも前の筋肉(=大腿四頭筋)のストレッチです。
ここの筋肉が硬くなったことが
オスグッド病の直接的な原因
ということで、
ここの筋肉のストレッチを指導されます。
でも実はここで、
とてもおかしなことが起こります。
硬くなった筋肉(大腿四頭筋)が
骨を引っ張っているから痛みが出るんです。
その筋肉を引っ張るようなストレッチをしたら、
ストレッチをすることで骨が引っ張られて、
余計に痛みが出てしまします😨💦
オスグッド病と診断された場合や
膝の痛みが強い状況では、
前ももの筋肉のストレッチは
おススメしません!!!
では、どうするのか!?
前ももの筋肉が硬くなった原因は、
必ず他の部分にあります。
例えば、
*腹筋が硬くなっている
*もも裏の筋肉が使えていない
*骨盤が前傾or後傾している
*つま先で踏ん張り過ぎている
などなど他にもあります。
原因を見つけ出し、
それに対するアプローチを行って、
前ももが硬くなる原因を
しっかりと取り除いてから
前ももの筋肉のストレッチは
一番最後に行います。
恐らくその時点で、
前ももの硬さはすでに軽減されています。
適切なリハビリテーションを行うことで、
膝にかかっていた負担を軽減させると、
先に紹介した期間よりも短い期間でも
思いっきり運動を楽しめるようになりますよ✨✨
お医者さんから「運動はしてもいいよ」
って言われたけど、
痛みがなかなか取れない😥
早く思いっきり運動したい!!
ってお子さんは一度ご相談ください。
膝に負担をかけている本当の原因を取り除き、
ついでに姿勢も改善させて、
一日でも早く
楽しく運動できる体を取り戻しましょう⤴⤴
P.S. オスグッド病から完全復帰した
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