スポーツ障害

オスグッド病について


オスグッド病とは、成長段階のお子さんに発症する膝下の骨=脛骨の剥離骨折のことを指します。
ジャンパー膝と言われる膝蓋靱帯炎とよく混同されますが、ストレスのメカニズムは同じでも少し違いがあります。

骨が未熟な時期にストレスがかかり剥離骨折を起こしてしまうのがオスグッド病。
骨が成熟して硬くなってからストレスがかかり膝蓋腱(靱帯)に炎症を起こすのがジャンパー膝です。

小学5年生〜中学2年生くらいの男の子に起こりやすく、サッカーや野球にバスケ、バレーボール、陸上競技などなど、下半身を使うスポーツをする時によく起こります。

からだRe創作Mottoでは、

☑️オスグッド病を予防するための姿勢作り
☑️膝に負担のかからない体の使い方
☑️膝に違和感を感じた時の対策方法

などを指導します。

※膝の治療行為は行えないため、強い痛みを伴う場合は、事前に専門医療機関の受診をオススメしています。

シーバー病について


シーバー病は、踵(かかと)部分に痛みを生じる成長期障害の一つで、オスグッド病よりも早い時期に発症します。
小学4〜5年生に好発すると言われていましたが、スポーツ活動の低年齢化とともに、実際はもう少し低学年で発症するケースが増えています。

特別な治療法はなく、一定期間のスポーツ活動の中止と安静によって、骨の成長(骨形成)が進むと痛みは消失します。
とは言え、踵に過度の負担がかかっている場合には、痛みは自然治癒することなく長期化し、運動(スポーツ)が出来なくなってしまいます。

また、シーバー病は誰もが発症する訳ではなく、姿勢の悪さや体の使い方が原因となっているため、そのままの状態で運動を続けると、膝の痛みに発展したり、もっと重篤な怪我を引き起こす可能性があるので注意が必要です。

からだRe創作Mottoでは、

☑️シーバー病を予防するための姿勢作り
☑️踵に負担のかからない体の使い方
☑️踵に違和感を感じた時の対処方法

などを指導します。

お子さんが踵の痛み、違和感を感じていたら、是非一度早めにご相談ください。
早めに対処することで、シーバー病を発症する前に予防することができます。

※シーバー病を発症してしまっている場合、踵の治療行為は行えませんので、事前に医療機関の受診をおススメします。

野球肘について


野球に関わったことのある方なら、一度は聞いたことがある診断名ではないでしょうか?

『野球肘』とは、投球動作時に肘の痛みを生じる怪我の総称です。
その中で成長期に起こりやすいものが、上腕骨内側上顆炎(内側型)、上腕骨小頭離断整骨軟骨炎(外側型)肘頭窩インピンジメント(後方型)、などです。

野球に限らず、テニスやバドミントンなどの投球動作に近い動きを行うスポーツでも、似たような症状の怪我を引き起こします。

これらの野球肘が厄介なところは、初期の段階ではほとんど痛みがなく発見が遅れてしまうことです。
また、多少の違和感があったり、検診などで異常を発見された場合にも、投げられないほどの痛みではなく我慢できてしまうため、無理して投球練習を続けることで悪化させてしまうことが非常に多いのです。

骨の骨端線が閉じてくる高校生の頃にはもうどうしようもなくなり、手術の適応となるケースもあります。
最悪の場合には、投球自体ができなくなり、野球(スポーツ)を諦めなくてはならなくなるかもしれません。

野球肘は肘自体の問題よりも、投げる時の体幹の使い方や肩/股関節の柔軟性など、様々な要因が絡んできますので、気になる方は是非一度ご相談ください。
お子さんが大好きな野球を続けるために、早期発見が一番ですよ!!

※肘内部の検診等は行えないため、肘内部の検診をご希望の方は野球肘検診などをご利用ください。
また、肘の治療も行えませんので、すでに肘の痛みを感じているお子さんは、早めに医療機関の受診をおススメします。

からだRe創作Mottoでは、

☑️野球肘を予防するための姿勢作り
☑️肘への負担を減らす体の使い方
☑️投球禁止時にも出来る体幹トレーニング

などを指導します。

肘の治療は行えませんが、肘への負担を減らすための体作り、体幹トレーニングの指導などを行なっています。
ドクターストップで投球禁止の指示が出ている場合にも、最高のコンディションで競技復帰するために行えることがありますので、お気軽にご相談ください。

腰椎分離症について

腰椎分離症は、いわゆる腰骨の疲労骨折です。

腰に捻ったり反らしたりするストレスが繰り返しかかることによって生じます。
骨の成長が未熟な小学生くらいの時期に起こりやすいとされています。

ただし、骨折していてもすぐに強い痛みが出るとは限らず
高校生以降になって遅れて発見されることもよくあります。

小学生のうちに分離症と診断された場合には骨が元通りに癒合するまで、長期間の安静が必要となりますが、しっかりと骨癒合が起これば完治します。

しかし、発見が遅れた場合や安静期間を保てず骨が癒合しなかった場合には
骨は分離したままとなり、すべり症などの合併症を引き起こす可能性が高くなります。

からだRe創作Mottoでは、

☑️腰椎分離症を予防するための姿勢作り
☑️腰に負担のかからない体の使い方
☑️腰に違和感を感じた時の対策方法

などを指導します。

※すでに腰椎分離症を発症している場合、腰の治療行為は行えません。
腰を反らした時に痛みが生じる場合には、腰椎分離症の可能性があるため、早めに医療機関を受診されることをお勧めします。

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