Q. いくつから筋トレを始めたらいい!?
小学生のクラブチームでも
筋トレを取り入れていたり、
自主的に筋トレを行っている
小中学生のお子さんが増えているようですね。
小中学生の時期に行う筋トレは、
子どもの成長に
どのような影響をもたらすのでしょうか?
話の本題に入る前に、
成長期のカラダ(骨格筋)の
仕組みから説明✎しますね。
成長期の子どもの骨と大人の骨には、
大きな違いがあります❕❕
それは、
細長い骨の先端
= 骨と骨をつなぐ関節の近くに
「成長軟骨」と呼ばれる部分が
あるかないかの違いです。
この「成長軟骨」は、
柔らかいコラーゲン線維で出来ており、
この部分が伸びることで骨が成長します。
一方、筋肉は、
骨と骨にまたがって付着しています。
中には、この「成長軟骨」の部分に
付着している筋肉もあります。
代表的なものが、
「大腿四頭筋」と呼ばれる
太もも前の大きな筋肉や
「腓腹筋」と呼ばれる脛の裏側の筋肉で、
アキレス腱となって踵に付着しているものです。
さて、話を本題に戻します。
小中学生の成長期に
筋トレをするとどうなるか?
骨と骨にまたがって
付着している筋肉が
トレーニングによって強い収縮を
繰り返し縮んでしまうと、
「成長軟骨」が伸びようとしても、
上手に伸びることができません☹
さらに先ほど挙げたような
“成長軟骨の部分に直接付着している筋肉”が、
強い収縮を繰り返していると、
もともと柔らかい「成長軟骨」は、
本来の成長方向ではない方向に引っ張られてしまい、
身長が伸びる代わりに、
その部分の骨が出っ張ってしまいます💦💦
これが、
「オスグッド病」や「シェーバー病」
として知られている成長痛の正体です💡
実際に、
“筋力トレーニングによって身長が伸びにくくなる”
という科学的な証拠はありません。
しかし、
子どもの骨の成長のメカニズムを考えると、
筋トレによって得られる効果よりも、
体に与えてしまうダメージ
の方が大きいと思います。
A. 筋力トレーニングは、
成長軟骨が骨として固まった後
つまり、
成長が止まる高校生以降
に始めることをオススメします。
とは言っても、
腹筋とか腕立て伏せくらいだったら
いいんじゃない!?
それについては、
また次回のブログで
お伝えしますね😉
小中学生の時期に筋トレをしなくても、
運動能力を向上させる方法があります!!
筋トレでアクセル筋を鍛えるのではなく、
体をゆるめてブレーキ筋を抑制する方法です。
姿勢が崩れている子どもの90%以上は、
ブレーキ筋が過剰に働き過ぎています。
このブレーキ筋をゆるめることができれば、
アクセル筋を強化しなくても、
高い運動能力を発揮することができます。
アクセル筋の強化に比べて
関節にかかる負担は激減するため、
ケガの予防も同時にできますよ。
お子さまの身体の特性を把握して、
姿勢改善、ケガの予防、
そして運動能力の向上を実現しませんか?
子どもたちが、怪我なく元気に
スポーツを楽しめることを願っています☺
からだRe創作Motto
臼井 美由紀
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