【シーバー病(踵の痛み)の予防と対策】シーバー病になりやすい理由と予防ストレッチ

踵の痛み(シーバー病)の
予防と対策方法をご紹介します!

<目次>
シーバー病の症状と放っておけない理由
シーバー病になりやすい
股関節と足首の密接な関係

踵を着いたまましゃがめない子が
シーバー病になりやい理由

踵の痛みを予防するストレッチ
まとめ

シーバー病の症状と放っておけない理由

(かかと)の痛みは、
小学3~5年生くらい
に発症しやすい成長痛の一つです!

ふくらはぎの筋肉がアキレス腱を介して
踵の骨を強く引っ張ることによって

成長中のまだ弱い骨に
負担がかかり痛みを生じる

というのが、
踵の痛みの発生原因です。

 

この踵の痛み自体は、

お子さんの成長(=骨の発達)
とともに自然治癒することが多いので、

それほど怖いケガではありません。

 

しかし、
この踵の痛みは、

子どもの姿勢が悪く、
“身体を上手に使えていない”

何よりの証拠かもしれません。

 

そのまま放っておくと今度は、

☑膝の痛み(オスグッド病)
☑腰の痛み(疲労骨折)
☑野球肩、野球肘
☑スネの痛み(シンスプリント)

などの更に重篤な怪我
につながる危険もあります。

 

お子さんが踵の痛みを訴えていたら

立った姿勢と
ふくらはぎの張り具合

を一度チェックしてみてましょう!

 

☑真っすぐ立った時に、
ふくらはぎが硬く力が入っている

☑立った状態でなくても
ふくらはぎが常に張っていて疲れやすい

そんなお子さんは要注意⚠

 

シーバー病になりやすい
股関節と足首の密接な関係

踵の痛みを引き起こしている
原因となっているのが、

“ふくらはぎの筋肉”です

使い過ぎて硬くなった
“ふくらはぎの筋肉”が、

アキレス腱を介して、
未熟な踵の骨を引っ張るので

踵が痛くなってしまいます。

 

“ふくらはぎの筋肉”は主に、

つま先で足を着いて
踵を持ち上げるように

地面を蹴るような動き
の時に収縮して働きます。

 

で、この地面を蹴るための
“ふくらはぎの筋肉”は、

歩く時やジャンプする時

そして、
立っている時にも働いています。

 

そんなにいつも働いているなら、
使い過ぎるのはやむを得ない

って思うかもしれませんが、
実は面白い研究結果があるんです。

 

それが、

股関節前側の筋肉(大腰筋)
との不思議な関係です!

股関節の前側に付いていて
背骨と脚をつなぐ唯一筋肉が大腰筋です。

 

その面白い研究結果とは、

大腰筋が発達している人ほど
“ふくらはぎの筋肉”は小さく、

大腰筋が発達していない人は、
“ふくらはぎの筋肉”が発達している。

つまり、

大腰筋と“ふくらはぎの筋肉”は、
反比例する性質があるんです!!!

 

言い変えると

“ふくらはぎの筋肉”を使い過ぎている人は、
大腰筋が上手く使えていない

大腰筋が上手く使えていると、
“ふくらはぎの筋肉”を使わなくても済むので、

踵にかかる負担は激減します。

 

足を揃えてしゃがめないお子さんは、
ほぼ間違いなく、大腰筋が使えていません。

あなたのお子さんは、

足を揃えて踵を地面に着いたまま
しゃがむことが出来ますか?

 

踵を着いたまましゃがめない子が
シーバー病になりやい理由

「大腰筋」を上手に使えているかどうか
をテストする方法の1つが、

足を揃えて踵を地面に着いたまま
しゃがむことができるかどうかです。

足首が固いからしゃがめない
と思っている方が多いようですが、

しゃがむ時には、
それほど足首の角度は必要ありません

しゃがむ時に「大腰筋」を上手に使えない
理由は大きくわけて3つあります。

 

⓵背骨(ミゾオチ)が固まっている

「大腰筋」は、
ミゾオチのちょうど後ろ辺りの背骨
から脚の付け根に向かって付いています。

そのため、この部分の背骨(ミゾオチ)が
固まって動きが制限されていると

「大腰筋」は
上手に働くことができません

 

⓶前ももと膝裏の筋肉に力が入り過ぎている

前ももと膝裏の筋肉は、
「大腰筋」よりも長くて使いやすいので、

これらの筋肉を使い過ぎてしまう傾向が強いようです。

そして、これらの筋肉を使うと
「大腰筋」を使わなくても動けてしまうため、

それが習慣になってしまい、
「大腰筋」の機能が低下してしまいます

 

⓷体の中心位置がズレている

体の中心軸(体軸)は、本来
背骨の少し前を通っています。

姿勢が良くて、
体を上手に動かせる人は、

無意識下で、
この中心軸を基準にして動いています。

しかし、

体を上手に動かせない人の軸は、
前方とか後方に偏り過ぎていることが多いです。

この軸は目に見えないので、
イメージしにくいかもしれませんね!

 

詳しい軸の話は今回割愛しますが、

「大腰筋」はこの体軸が通った時に
働きやすい筋肉の一つです。

逆に、軸の位置がズレていると
「大腰筋」は働きにくくなってしまいます。

1. ミゾオチを丸めて
2. 前ももと膝裏の力を抜いて
3. 背骨の少し前を通る軸を意識して

しゃがむ練習をしてみましょう!!

これらのポイントが意識できると、
楽にしゃがめるようになると思いますよ?

 

踵の痛みを予防するストレッチ

ふくらはぎの筋肉が、
踵の骨を引っ張ってしまう
もう一つの理由は、

全身繋がっている筋膜という組織の
どこかで硬くなっている部分があって、

そのしわ寄せがふくらはぎの筋肉に
きてしまっている場合です。

つまり

全身を繋いでいる筋膜が
どこかで滞ることなく

滑らかに動かすことが
できるようになったら、

踵にかかるストレスも減って、
踵の痛みは予防することが出来ます?

 

この全身の筋膜の繋がりを
しっかりと伸ばしてストレッチ出来るのが、

【コモドストレッチ】

やり方はこちらの動画で
説明しているので
一緒にやってみてください?

 

最初のうち、
痛くて出来ない場合は

足を広げる間隔を狭くして
挑戦していってくださいね?

 

まとめ

シーバー病(踵の痛み)の原因と
予防・対策方法についてお伝えしていました。

 

股関節に付いている
“大腰筋”が上手に使えていないと

ふくらはぎの筋肉が過度に働き
踵の痛みを引き起こしやすくなります。

脚を揃えて踵を着いたまま
しゃがめるかどうかで

“大腰筋”の働き具合がわかるので
チェックしておきましょう!!

 

踵の痛みは万怪我のもとです❕

更に重篤な怪我に発展してしまう前に
しっかりと予防・対策をしていきましょう

 

からだRe創作Motto
臼井 美由紀

 

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