競泳で数々の日本記録を更新し
活躍をしている池江瑠花子選手が
体幹トレーニングとして
雲梯を自宅に設置している
「雲梯は“体幹トレーニング”として
本当に有効な方法ですか!?」
という質問を受けたので、
私なりの考えをまとめました。
柔軟でしなやかな姿勢とからだ作りで
運動中の怪我や身体の不調を予防し
子供の運動神経を高めるスタジオ
Motto代表のみゆきです(^^)/
雲梯(うんてい)とは、
空中に浮いている長いはしごに
ぶら下がって進んでいく遊具です。
雲梯を上手に速くこなすには、
体幹部分の上手な使い方が不可欠です。
ぶら下がるためには
脇(肩のインナーマッスル)を利かせます。
※体幹トレーニングとしてのポイント①
次のバーに素早く手を移すためには
脊柱の柔軟性と安定性が必要です。
※体幹トレーニングとしてのポイント②
更に連続して手を動かすためには
左右の体幹を交互に動かす意識と
※体幹トレーニングとしてのポイント③
筋肉だけに頼らず、楽に動かすための
反射機能が活性化されます。
※体幹トレーニングとしてのポイント④
これら全てが満たされて、
上手に雲梯が出来るようになれば
間違いなく体幹トレーニングとして
有効な方法になります!
しかし、
ここに落とし穴があります。
上記に述べたような条件を満たさなくても
雲梯が出来るようになる方法があります❕
何度も何度も練習をして
肩の筋肉に頼ってやる方法です。
身体が固まっていても
回旋系反射機能が使えていなくても
とにかく何度も練習を繰り返し
肩~腕の筋肉が強くなれば
雲梯はちゃ~んと上手に
出来るようになります!!
でもその場合は残念ながら
体幹トレーニングの役割は果たしません?
肩~腕の筋肉だけが強くなり
逆に怪我をしやすい身体になってしまいます?
競技のパフォーマンスも上がりません。
雲梯を体幹トレーニングとして
正しく取り入れる場合のポイントは、
がむしゃらな努力に頼らず
楽に出来る方法をみつけること!
実は、このポイントは
運動が上手くなるためには重要で
チームでサボってふざけているように
見える子ほど上達が早いのは、
そういう子は力の抜き方を知っていて
楽に動ける方法を見つけるのが得意だからです。
この能力は、1~3歳くらいの
身体を動かし始めた頃に発達します。
池江瑠花子選手は、
0歳の頃から雲梯をしていたそうなので、
このあたりの能力が
優れて発達したんでしょうね✨
子供が赤ちゃんの時に
あまり色んな動きはさせていなかった
という場合は、
まだ小中学生のうちでも間に合います!!
近くの公園で雲梯を練習してみることは
運動神経を高める役に立つと思いますよ
がむしゃらな努力に頼らず
楽に出来る方法をみつけること!
このポイントだけ忘れずに
練習させてみてくださいね😉
からだRe創作Motto
臼井 美由紀
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からだRe創作Mottoでは、
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